ラ・バナストゥリー(アヴィニョン)

La Banasterie 
Avignon


 14世紀にローマ教皇庁が権勢をふるった町、アヴィニョン。城壁に囲まれた町の中心に、ゴシック様式の教皇の宮殿(写真左)が建っています。
 パリジャンとパリジェンヌのカップルがアヴィニョンで初めて開いたメゾン・ドットは、宮殿からわずか50mの場所。歴史的な地区に建つこの邸宅は16世紀(1521年)の建造で、ファサードの聖母マリアの彫像が目印です。

 オーナーのフランソワーズとジャン=ミッシェルは、パリでテレビやラジオの仕事を長年したあと、人生を楽しむため、1996年にアヴィニョンに移り、この地でデコレーションやリノベーションの仕事をしていました。そんななかで、メゾン・ドットのアイディアが生まれ、2001年にラ・バナストゥリーをオープンしたのです。
 軽快さと自由さをあわせもつ二人の宿には、堅苦しさなど微塵もありません。チョコレート・ラヴァーのフランソワーズさんの発案で、部屋の名前は、すべてチョコレートの名前。もちろん、ナイト・テーブルには、おいしいチョコレートが用意されていますし、朝食では、ショコラ・ショー(ホットチョコレート)も楽しめます。



スイートルーム Trinitario


 パティオのソファでは、ぬいぐるみのクマがなにげなく横たわっていたりして、本当にふつうの家のリビングにいる気分。整然としすぎていないところが、この宿のいい雰囲気なのです。

 パティオを中心に、階段を上がると、5つの部屋(内3部屋がスイート)と2つのスイートルームがあります。
 寝室とバスルームだけのシンプルな部屋もあれば、サロンやプライベートのテラスがついている広いスイートも。一番広いアパルト・タイプの「ソコアルテ」は、100㎡のトリプレックス。2つの寝室、キッチン、サロンで構成されているので、家族4人でも十分な広さです。
 
 隣の家も購入し、部屋を増やしたので、現在、440㎡あります。サロンやパティオ、階段横にもソファが置かれ、各所に "寛ぎエリア"があるのもうれしい。
 また、自由に使えるパソコンが用意されているのも便利。


 
 
2009年秋に、日本を旅行したお二人。東京、箱根、京都をめぐり、すっかり親日家になりました。おしゃべり好きで、気さくなオーナーですから、楽しい滞在になるのはまちがいなし。英語・イタリア語が堪能です。
 





11, rue de la Banasterie 84000 Avignon

全7室(うちスイート2室)バス付き5室、シャワーのみ2室
客室料金 100〜170€ (朝食込み)
追加ベッド料金  30€
1泊〜可(週末以外)
ターブル・ドット(夕食)不可
インターネット可
駐車場なし(近隣の公共パーキング利用)




送迎を兼ねたプライベートチャーターを承ります。詳細はこちらでご覧ください。
客室Guanajaはバルコニー付き。



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